姫路の商工業の発展・地域振興・経営者の資質向上、に寄与する活動を行う。

平成30年度姫路商工会議所青年部 会長所信

Back to the Origin 〜創業の精神を再び〜

私が入会したのは2004年32歳の時でした。素晴らしい先輩に委員会や飲み会の席で、青年部とはどのような団体なのか、経営とは何なのか、人との関わり方はどのようにすれば良いのかについて、委員会活動を通して言わず語らず色々と教えていただいたように感じています。そして、入会4年目に委員長を拝命し、若さゆえ至らぬことも多々あり、自分自身が何をしたいのかも定まらず、自分の想いを人に伝えられず苦労もしました。その中で、人に動いてもらうことの難しさ、そして周りが本気で動いてくれた時に自分の想いが形になっていく喜びを体感できたことは、今でも青年部の仲間に対する感謝として私の中にしっかりと根付いています。

 

そして今年、会長を拝命した時に改めて考えたことは、青年部がどのような団体であるべきなのかということでした。そもそも青年部は、姫路の若手経営者を育成する団体として産声をあげたと聞いています。そんな中で、青年部の認知度を高めるために、様々な対外事業をとおして姫路のまちづくりに関わり、今もよさこい祭りや姫路城マラソンなど、青年部が始めた事業が引き継がれて継続していることは、私たちの誇りとなっています。先輩たちは、果敢に自分たちが面白いと思うことに取り組み、結果としての成果を求めるのではなく、事業を行う過程での議論を通して、お互いを高め合う組織であったように感じています。そうやって、自分たちが面白いと思うことを上手に伝えていくことで訴求力の強い事業を構築し、多くの人が喜んで事業に参加できるようにすることで、継続発展した事業が生まれていったのだと考えています。

 

さて、今という時代を見てみると、社会が非常に大きな進化のポイントに差し掛かっていると考えています。それは、人口減少とAIの進化という形で、これから我々の生活や仕事に大きな変化をもたらしてきます。奇しくも、青年部が設立された26年前は、ITという大きな波が押し寄せる少し前でした。そんな時に青年部がHPを立ち上げたことは、当時では画期的なことで、周囲の注目を集める事だったと聞いています。このように、失敗を恐れずに新たな時流に果敢に挑むことが、青年経済人として必要な事だと考えます。

 

今、我々が青年経済人として、未来を見据えて取り組まなければいけない事とは何か?そう考えていくうちに、青年部の創設の精神に行き着きました。それは、青年部活動を通して経営者として成長する事に尽きるのではないか、ということでした。今後ますます効率化が進み、低価格化が進んで行くでしょう。その中で、継続的に会社経営を進めて行く上で必須の要素は、人間力の土台の上に立った経営技術の習得にあると考えます。今後起きる変化を先取りし、効率化だけではない人間味のある経営者への道を共に歩み成長する事が、地域経済を活性化し、企業を成長させると考え、今年度は青年部が人間力と経営力の向上に取り組む一年とします。

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